2022年5月から2023年1月にかけて、社会人サッカーチーム様からのご依頼で、全国につながる選手権大会の県大会および関東大会、県リーグ入替戦の計5試合をライブ配信させていただきました。また、クラブが運営に関わる地域の少年サッカー大会もライブ配信させていただきました。
毎試合、クラブ代表と関係者様が実況・解説をされ、個々の選手の特徴、経歴、エピソードや、プレーのポイントなどを視聴者にわかりやすく伝えておられました。 私自身はそれまで県リーグの試合を観たことがありませんでしたが、ライブ配信に関わる中でこのチームのファンになり、配信がないときも片道4時間ほどかけてチームの応援に行くようになりました。
会場に向かう道中では、「ライブ配信してくれればこんな苦労しなくて済むのに・・・」と毎回勝手な不満をもったりしてますが、試合を観るころには興奮でそんな不満も忘れ、帰り道では、行ってよかったなと満足してます。試合会場での観戦はそれだけ魅力的で特別な時間を与えてくれます。
同時に、このチームとの仕事はコロナ後においてもスポーツのライブ配信はやりがいがある仕事であることを改めて感じさせてくれました。私自身以前は、ライブ配信は試合会場に行けない場合の代替え手段にすぎず、生の観戦体験を超えることはできないのではないかと思ってました。生の観戦は画面越しの観戦にない素晴らしさをもっていることは確かです。しかし、逆にライブ配信も生の観戦にない力を秘めてます。選手やチームをよく知りサッカーが大好きな人たちによる実況・解説(相手チームのファンにはもしかして耳障りかもしれませんが)、ケガで戦列を離れている選手へのインタビュー、高感度なマイク越しだからこそ拾える選手やスタッフの肉声、望遠レンズ越しだからこそ見られる選手の表情など。画質、音質、カメラワーク、構成等にこだわり配信技術を向上させていけば、ライブ配信がファンや地域の人々と選手・チームを結ぶ有力なツールのひとつになっていくことを再認識させてくれました。
2022年1月から3月にかけて、女子サッカーのリーグ参入戦、リーグ入替戦の計3試合をライブ配信させていただきました。
1試合目の配信前日に、選手の保護者様から無観客となったため配信を依頼したい旨のお電話をいただきお受けしました。
大会責任者や相手チームへの交渉は、保護者様のご要望を受けてチームの責任者様が行ってくださり、 配信スタッフが会場に入ることや限定公開でライブ配信を行うことを承諾していただきました。
今回は、YouTubeアカウントを新規作成してライブストリーミングを有効にする時間がなかったため、弊社のアカウントで配信を行いました。
1試合目に続き、2試合目と3試合目も無観客となったため、引き続き配信させていただきました。
高校サッカー部の保護者会様からのご依頼で、第100回全国高校サッカー選手権大会 県大会 決勝トーナメント1回戦と2回戦のライブ配信を行いました。
試合会場への入場が制限される中、会場に入れないすべての保護者の方々のために観戦や応援の機会をつくりたいということでご依頼いただきました。
今回は配信を一般公開せず、保護者などの関係者だけが視聴できるようにしたいとご希望でしたので、YouTubeの限定公開で配信を行いました。
はじめはYouTubeのアカウントもない状態でしたので、事前にリモートサポートで、アカウントの作成から対応させていただきました。
配信後に保護者会代表の方からお電話をいただき、「これまで試合を観る機会がなかったが、ライブ配信で初めてお子さんの活動を観ることができた」「単身赴任で観戦できないと思っていたが、ライブ配信で観ることができて良かった」「試合の時間は観ることはできなかったが、試合後にアーカイブ配信で観ることができた」など、保護者の方々から喜びのお声をいただいていることをお聞きして、私も感激しました。